会話が上手ではない。
言語のやりとりが上手ではない。

そんなお子さんをお持ちの
御母様のお悩みは少なくありません。

「うまく伝えられない子だから人間関係が苦労しているかも」
「伝え方が上手ではなく学習にも響くかも」

こんな事で
ご相談をよくうけます。

今日は

伝達が苦手な親御さんにも

子育てのヒントをお話していきます。

 

自分の気持ちがうまく伝えられない

こんな時は
うまく言語が伝えられないと感じるため
「会話術」に目を向ける方は多いのですが、

伝える方法に目を向けず、
まずはその子の中で
一体何が起きているのか感じてていきましょう。

～～言語がうまくいかない時のチェックリスト～～
✔我が子が(自分が）何を感じているか
✔我が子が(自分が）伝える必要があるか
✔我が子自身が(自分が）伝えないと困っている現象か

会話が上手に行かない現状は
大人からの視点ですが
その子に何が起きているか見ていくと
次の項目のどれかになるかと思います。

～子ども本人に起きている現状の分類～
❶伝えたいけれど恥ずかしい（羞恥感情）
❷人と違う意見で対立したり目立つのが嫌だ（他人との比較）
❸伝える事で起こられるかも（恐怖心）
❹この感情どう伝えていいかわからない（言語スキル）
❺そもそも何を感じているかが理解できない（自己認知）

 

分類すればまだまだありそうですが、
これまで見ているお子さんではこんな分類ができます。

伝達はうまくいかないと
・将来困るのではないか
・仕事に差し支えがあるのでは
・人間関係がうまく築けない

そんな不安もよぎるのかも知れませんが、
これは伝達が上手ではない子も
大人の方も必ずしもそんな事はないのです。

 

言葉が上手ではない
そんな事で困ってしまったら
まずは方法よりも

「感情」に注目していきましょう。

言葉がうまく伝えられない子も
その上手に伝えたい「感情」が理解できておらず
お母さんに当たってしまったり
お友達をいじめてしまったり
先生にふてくされたりしてしまう。

そもそも自分の感情が
何かがわからない子も少なくありません。

これは、発達障害のお子さんに限らず、
大人の方にも少なくありません。

コミュニケーションが上手な子でも
サポートでかかわらせていただくと

「本当はこんな感情でこんな思いだった」
という事にご自身が気づいていない感情に気づきます。

これは
大人でも同じ事なのです。

 

 

感情に気がつくと
選ぶ言葉も行動も変わっていきます。

一般の大人の方でも
「自分はどう伝えようかとおもっていたけれど、
実は自分の感情はもっと別の所にあったんですね。」

と、自分の本質に気がつくのです。

 

上手に伝えられない

言語が上手ではない

 

もし、お子さん自身が悩んでいたら
まずはご家庭で
「どんな気持ちだったか？」に注目をして差し上げて下さい。

 

伝えるテクニックよりも
まずは身近なお母さんが
「上手に伝える」ことに必死になるより

 

「そうなんだ！あなたはそんな気持ちだったんだね」と
その子の本当の感情に「気づかせてあげる」ことに
焦点を当ててみて下さいね。

 

ご自身がそれをお持ちの場合は
大人のメンタルで続きを書きますので、
是非次回もお楽しみに・・・！

言葉ではなくもっと「感じる」事から始めよう！
親御さんが感覚が高められると
言葉が上手ではない子の
「状況」が理解出来るようになります。

これはまたお話してきますね。

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