私はビジネスサポートをしている中で
家族経営をされている方のご相談をうける事があります。

サラリーマンにはサラリーマンの苦悩が、
経営は経営者ならではの苦悩があります。

家族経営も
個人事業主や法人経営様々ですが、

大きな法人になればなるほど
経営者が抱える責任が大きくなていくと感じています。

しかしこれはどちらが楽とか
どちらがストレスが多いかとかは
そのケースにより様々であり

それはその人の性格や
所属している会社の体制や性質によって違います。

これまでサラリーマンとしてのお悩みや
経営者の奥さんとしての関わり
小さな経営など

様々な立ち位置の方のお話を聞いてきましたが、
家族経営の場合は
家族間の人間関係がかなり仕事にダイレクトに響き
仕事の在り方が家族間の空気にダイレクトに影響するケースが多い
と感じています。

家族経営の場合の代表的な悩みは
「創立者がその仕事を立ち上げそこに思いがあり
２代目の子どもが引き継ぐ際の
初代とのやり方の変化からおこるひずみ」や

「自分は本当はそこに向き合いたくないが
社員もいるので引き継がなくてはならない」というケース。

これもそのご家庭や仕事の体制や規模により
どれもレアケースであります。

しかし家族経営では
仕事のひずみが
家族関係を深めてしまうケースも
これまでにたくさん見てきました。

【家族経営が直面する悩み】
・どんなに良い関係でも仕事は仕事としてやりとりを交わさないといけない
・時に仕事と家庭がごちゃまぜになり家に仕事を持ち込む
・仕事のひずみがダイレクトに夫婦関係に響く
・家庭で仕事を持ち込む事で子どもたちに不要なストレスを与える
・家庭で休まる空間がない
・自分の好ましい仕事に就けない事も

パートや外に働きに出ている方は
想像できないことかもしれまんが
家庭でホッとしたい空間に
｢パワハラ上司」がいたらどうでしょうか？

自分はゆっくりしたい時間に
目の前に仕事の事を話してくる同僚がいたら
安らぎはあるでしょうか？

チームで活動するときは
｢関係性」がとても大事です。

スポーツでも｢チーム力」が
チームの強さに反映されるように
会社でも同じ事がいえます。

そのチーム力は業績を伸ばす事も可能です！
より会社が広がっていきます。
より関係性が深まる充実感もあるかと思います。

がしかし
ご相談をされる方は
それとは｢真逆｣な事がおきています。

私自身も
祖父が創立者であり家庭では常に｢経営の話」を聞いていたのですが、
子どもながらに色々感じる事がありました。

｢お金の価値観」は
子どもの時の親御さんの在り方によって
影響されますが、
良い意味でも悪い意味でも
家族経営は子どもたちに影響されますね。

家族と仕事

これはサラリーマンのご家族でも
実は紐付いて｢子どもの成長」に繋がるケースが多いのですが

特に家族経営の方は
ご夫婦である種のルールや望ましい在り方が
課題になりますね。

そのあり方を見つけられた際は
さらに関係が深まり絆を確立する事もできます。

最近では
コロナの関係でサラリーマンのご家庭でも
お父さんが仕事をされる姿を見る子ども立ちも増えました。

それに伴い
奥様の夫の仕事の在り方がダイレクトに響き
それによる奥様のストレスを聞く機会も増えてきました。

これはもう家族経営の家族だけの
問題ではないのかも・・・！

最近のご相談内容を見て感じるところです。

｢仕事」が｢家族関係に影響する」
家族関係が子どもの成長に影響していく・・・
繋がっています！

だから私は
仕事のあり方が家族の幸せに繋がると感じています。
いくら稼ぐかも大事ですが、
それよりも大事なのは
その在り方ですね。

仕事の向き合い方が
見直されている時期に来たのだと感じています！

仕事は”幸せになるため”に存在している

これは私が法人を立ち上げる時に感じていた
１つの信念です。

仕事があるが故に
逆に不幸になる人たちを見てきた

からです。
もっと仕事は私たちが幸せになるためにある♪

みなさんはそんな仕事を手に入れていますか？
会社員でもパートさんでも経営側でも、
それが可能になればご自身も家族
幸せの連鎖が広がっていきます。

まずは諦めないこと！
お子さんがいればお子さんにダイレクトに出ていくので
これが親御さんであればなお、
小さな命を大事にする事に繋がります！

今から出来ることにベクトルをあわせていくことで
解決の糸口が見つかっていきます。