脳の状態管理

【脳の状態管理って?】

私は脳波測定を用いて
子どもから大人までの脳波を測定させていただいています。

その開発者の先生の勉強会に出るたびに
先生が私にお話してくださることがあります。

それは、
「子どもたちために、もっともっと
お母さんの脳の状態をしっかり整えて差し上げてくださいね」ということ。

 

心と脳は一緒に見られがちですが、
実は”脳”と”心”は別次であります。

 

例えば、
脳が疲れると元々ポジティブな人が
悲観的になってしまったり、

脳の状態一つで
感情が変わってきます。

先日、出版した書籍を読んでいただいたであれば
娘の状態を記載していますので、
少し想像ができるかと思いますが、

本当に脳の状態により
行動まで左右されてしまうんですよね。

ここで
取り上げられやすいのが

子育ての現場で親御さんからの質問”があるのが
ゲームやスマホについて。

 

脳のためには
日頃の過ごし方や、脳の使い方の管理も
意識することが大事なのですが、

そんな時助けになるのが
脳の状態を別の方法で状態管理をするということ。

娘がひどく大変だった時期は
この方法も一緒に用いて回復を助けてもらったのでした。

 

脳の状態管理をするには
いくつか方法がありますが、
お子さんであれば、
ご本人が納得しないとなかなかそこにたどりつけられません。
まずは、親御さんから試していただくことがおすすめです。

なぜかというと
子どもの脳の状態は周りの大人たちに引っ張られていく傾向があるからです。

 

では早速してみましょう!

おすすめなのは最近では大分一般化してきた

☆瞑想☆です。

脳の中を空っぽにしてリセットしていく事ができます。

パフォーマンスをアップさせて
暗記力などもアップしてくれるので
学習の現場、スポーツの現場でも活用する人が増えたと思います。

ストレスケアにもとても効果的なんです!

 

それでも瞑想が得意でない人もいます。
”無になりたいのに、ついつい邪念が起きてくる”というケースです。

 

そう意識していきたいのに、
なかなか”空っぽ”に仕切れない方もいると思います。
その場合は、一緒にイメージトレーニングを掛け合わせると効果的です!

 

これも脳波測定で
しっかり結果が出て来ます。

※上の棒グラフが右脳/下が左脳
※グリーンがα波(この測定器はα波をさらに3つに分けて計測し、精度を高めていきます)

↑↑↑
上のグラフはストレスが高い子が

トレーニングを重ねた結果出た瞑想時のα波になります。
学力がとても高く、成績も素晴らしい結果を残せる子ですが
脳の力加減が、ストレスがかかる傾向があるお子さんでした。

 

瞑想だけした人の脳波を計測すると
まじめな人や、機転が回ったり気遣いができてしまう人などは、
瞑想だけでは、ストレス値が高いままでいる方も少なくありません。

 

そういう人は
☆イメージトレーニング☆を加えてトレーニングを積むと
脳波が一気に安定していくのがわかります!
一生懸命取り組んでも、「良い状態で取り組めるため
ストレス値が少ない」という状態で取り組めるのです。

この脳波もそんなトレーニングの結果得られたたまものです!

 

これは、性格・気質によってそのやり方が若干違います。

最近では、
計測前からだいたい予想するとその通りであったりするので、
傾向もわかってきています。

 

ちなみに、14歳くらいまでにに
大人と同じような脳波になります。

しかし小さいこさお子さんは
脳波は本来「ストレスがかかりづらい脳波」と言われています。

 

私が、子どもの頃から早く取り組みたい一番の理由は
子どもはストレスがかかりづらいということ。
だから、周りにいる大人の脳波を安定させてあげると
子どもにもすぐ結果が出やすいということなんです!

 

これは知っているのといないのでは
大きく違うと思います!

お母さん、お父さんの脳の管理が
子どもさんの状態管理にダイレクトにつながる。

これを読んでいらっしゃるのがお父さんやお母さんであれば、
是非「子どもさんためにも、脳の管理を意識してみてくださいね!」

 

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